|
|
クォーツ(水晶)と名前がついているものの中に天然でないものもあります。天然の水晶に何らかの加工をしたものはあくまで天然水晶ですが、合成(シンセティック)/ガラス等は水晶のイミテーションとして扱うのが妥当だと思います。これらを扱う場合は必ず人工である事を明記する必要があります。 |
|
|
|
|
|
|
QUARTZ |
|
|
Spicie(スピーシー=種) |
Quartz |
Chemical Composition |
Hexagonal crystal system |
Crystal System |
SiO2 |
Refractive Index(屈折率) |
1.544-1.553 |
DR/SR(複屈折/単屈折) |
DR |
Specific Gravity(比重) |
2.66(+0.01,-0.012) |
Hardness(ハードネス) |
7 |
Toughness(タフネス) |
Good |
|
|
水晶は小さいサイズのものは合成よりも天然の方が価格が安いのでビーズでは天然が殆どですが、時々合成のものを見かける事があります。 |
天然水晶と合成水晶を見分ける方法はかなり難しく、鑑別機関でも最終的な判別が出来ないものもあるくらいです。 |
|
ここに掲載しているような内部に色の着いたものは天然と合成を見分けるのは比較わかりやすいです。 |
|
またこれらの色付きのもので、合成では無くガラスのものもあります。 |
|
|
|
|
|
水晶のイミテーションの種類 |
合成(シンセティック) |
人工的に水晶の性質(化学組成、結晶体)をそのままに作ったものです。ものにより見分けがかなり難しいものもあります。 |
人工ガラス |
色をつける等の加工を行い水晶を模しているものがあります。通常はガラスとして販売されているのですが、時々水晶を加工したものと間違った説明があるものも見かけます。無色透明のもので水晶として販売されているもはあまりないのではないでしょうか。 |
他の石 |
他の石で代用する場合は、代用する石の方が価格が安く手に入り易い場合です。水晶の場合はほとんどありません。 |
|
|
|
|
合成クォーツに似た感じのもので天然クォーツの表面に色を着けているものもあります。 |
|
天然水晶に着色するためには内部へ色を浸透させて着色するのは無理なので表面へ加工を施します。 |
|
水晶の表面に着色をしたものはすぐに色落ちします。1日水に浸ければ色落ちしほとんど無色透明になりました。サンプルで仕入れましたがこれでは商品として問題がありますので販売する事は出来ません。 |
|
|
|
上 天然着色/下 合成 |
|
|