一般的に宝石鑑定士と言う呼び方ですが厳密には違う呼び方をします。国家試験制度により定められている 資格ではなく、宝石鑑定の学校で宝石鑑定の知識、技術を学び卒業試験 に合格して卒業した者、または宝石鑑定機関で日々宝石鑑定の仕事に従事する 者を一般に宝石鑑定士と呼びます。本来はグラジュエートジェモロジスト=宝石学有資格者(G.G)と呼ぶ方がふさわしいです。 では、どこの学校を卒業していてもいいのか?と言うと、それはそれでいいですが、その学校により中身はいろいろできちんとしているところ、そうでも無いところといろいろです。国内的だけでなく国際的につ通用するレベルの認定機関となるとそう多くありません。業界スタンダードである米国宝石学協会(Gemological Insutitute of Ameriac =GIA)とFGAが一般的で、日本では全国宝石学協会が有名です。
宝石鑑定/鑑別(GIAではGraduate Gemologist)のコースでは、ダイアの鑑定方法と宝石の知識と宝石鑑別の方法を学びます。ダイアの鑑定は顕微鏡を使いその石のグレードを基準にそって決定します。鑑別は石の特性を機材/機械を用いて検査し、その結果により石が何であるか判断いたします。(鑑別機関が使用する機械は特別なものです)